2020年02月19日

大人のための読書の全技術

https://amzn.to/2HmDgX9

以下、読書メーターに投稿したものに
改行を加えた。
どうにも我慢がならんかったことだけ
伝われ。

ここから----

出版社が定めたコピー回数上限が30回。
この厚さで30行しかライン引いてもらえないような
薄っぺらい内容の本を出版してみえるんですか?
て気持ちになったので、書き留めておく。

一時流行った○○大全ではなく、齋藤さんの全技術。
過去の著作を全部さらっている人には見覚えのある
ネタの方が多いはず。
「肝の部分を書きはじめるのは三、四章からで、
 自分がいちばん言いたい結論は最後の終章に
 まとめるのが一般的」(改行はぼく)
の本文のとおり、1、2章はほとんど読み飛ばした。
本から得た知識の使い方が
よくあるブログじゃないのは好感。
書き手の年齢か。

ここまで----

350ページある本の2割と言っても70ページは
あるのだから、70回は許可しとけよと
本文準拠で考えた。

齋藤孝さんは対象年齢によって文体が
たいへん横柄で、これくらいの対象年齢の方が
読みやすいんじゃないだろうか。
教えてやるオジサンはウザイだけだよ、
が本文に滲まずにあからさまに現れる人という
印象が強い。

そんな個人的な印象はさておき、
○○大全的な内容を期待して読むと
割と裏切られる。
あくまで、齋藤孝氏の知る限りの技術であり
世界的に読書技術を網羅した本ではない。

だいたいの読書術は、精読と速読を
切り分けているように、この本でも
精読と速読を分けている。
速読については本を読む本に20ページくらいで
まとまっていることが、まるで
新発見のように200ページで何度も語られている
現代に、読み尽くすのを目標にしてるかのような
勢いで速読本を読んでいて、齋藤孝さんの著作を
何冊か読んだことのある人には、目新しい情報は
そうなかったんじゃなかろうか。
片手で足りるほどしか読んだことがない
自分がそう感じたので、信者の方のご意見も
見てみたいところ。

引用ができるようになるには教養が必要と、
情報の取捨選択ができるようになるには
前提とした知識を持っていなければ
ならないということをきちんと語っていたことと、
世の速読本がアウトプットとしてブログを安易に
勧めているなかで、日常の行動に反映することを
始終訴えていたことには好感を持った。

まともなこと言ってるって思ってんのに
器が残念なんだよな、と毎度残念な気持ちに
なるのだけれど。
そんなこと知らん人には割と普通に勧められる
少し厚めの読書本。
ご本人が、著者の書きたいことは3章くらいから
なんなら結論から読んでもいい、という趣旨の
ことを本文で書いて見えるので、
心置きなく3章から読み出して構わない本だと、
言い切っておく。

20200214
20200219
posted by まきむら at 09:44| Comment(0) | メモ