2024年06月28日

ステイルメイト

同人誌の電子版?
タイトルの作品と、ミリオの空を収録。
ミリオの空は飛行機に取り憑かれたのか、技術者に取り憑かれたのか。
飛行機好きな人、廃棄戦闘機つなぎ合わせて飛びがち。
神奈川県軍のマルヨンを作った話を思い出した。

表題のステイルメイト。
なぜそれに至ったかという経緯が、風刺に富んでいるという印象。
形骸化した目的の利権にすがった末の当然の結末。
ではそれの示唆する現実は如何。

それでも人の営みは止まらず、子どもは大人になり始め、未来を紡ぐ人になる。
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posted by まきむら at 00:01| メモ

ROCA:吉川ロカ ストーリーライブ


怒涛の枚数の四コマ。まったく気にせず読み切れる。
筋の通った荒っぽい女子と、とぼけたまんまゆるゆると、うまいこと世に出て伸びていく女子の話かと思うていると、結末にビビる。
そういう現実が端々に描かれていたことに後から気づく。
そうしてそういうことをきちんと描いてしまう人だったということも後から思い出す。
大変にいしいひさいち作品だった。
posted by まきむら at 00:00| メモ

2024年06月25日

歌舞鬼町陰陽師 1-8

電車の中で一気読み。ついったで見かけるとログを辿っていたのて途中まではだいぶ読んでた。
新宿の位置の図式はあり得んことではない気がしてしまうのが大変新宿。
閻魔様が好きです。
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posted by まきむら at 23:20| メモ

2024年06月21日

室外機室

ついったで序章に一目惚れして買ってみたら、竜王の娘の方だった。
そりゃ惚れる。
序章もだけど、接ぎ穂もよい。大変良い。全編通して好きな話かない。
そして、迎えるエンディング。
演出が完璧。
ぜひ読んでほしい。
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posted by まきむら at 00:00| メモ

ダンジョンの中のひと 5

何度も何度も言うているけれども、お姉ちゃんは伏線だと思うんよ。
父が父なのふつうに父だからだったとか、ナンパの顛末とかもろもろ小ネタも好きだった。
ベルとの関係も含めて、ここからが本番だけど、アニメはやらねえんだろうなあ…
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posted by まきむら at 00:00| メモ

2024年06月18日

帰ってきたあぶない刑事

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主に尊死という意味で
「「死ぬかと思った」」(これで絵が浮かぶ人向け
はにかむタカさんからしか得られない滋養があるんじゃよ…あるんじゃよ…

本当に帰ってきてた。

余分な警察ドラマが入らずに、きちんと刑事ドラマだった。
現実的なツッコミなんかどうでもよくて、物語の中のリアリティだけがちゃんとあればええねんという、昔々の刑事ドラマ好きにはたまらん刑事ドラマだった。
あぶ刑事の、どちらかといえばコミカルな方に寄せたシリアス話。
肝心のオチをバラさない配慮も、ふたりがきちんと別れを表せる配慮もあぶ刑事だった。
トオルはきちんと港署課長になってたし、トオルはトオルだった。
警察の肩書のなくなった薫さんは変わらず貪欲に自由だった(笑)

銀星会の人のキレっぷりも、どんな地位を得てもこーでねーとっていう(笑) 劉さんからみで、昔のヤクザと今の暴力団の対比がそっと入ってて、仁義を通したい人が不義理に巻き込まれる時代はきっとそうなんだろうな、と改めて考えたりしていた。

したんだが。
以下もう感想でもなんでもない萌え語りなので、放置推奨。

さらっと「それ、恋愛より深くない?」てバラしてくれて「それ!!!!」てなった。
「絶対に交わらない二人に存在する深すぎる情」という、一番通じにくい性癖の権化なんだ、あぶない刑事。
情ゆえに絶対に交わらない、が大事。
ダーティペアの2人に恋愛求めてないように、あぶ刑事にも求めてない。
仕事の同僚以上の理由はどこにもないはずなのに、絶対的な信頼で当然のように命も預けられる、て相当やぞ。相当やぞ。
相当なんですよ。(大事なことは何度でも
けど、そういう関係なのにセフレみたいなことになってるのも好きなのでそういうめんどくさい性癖の本あったら教えてください。買いに行くから。


ここから2回目のテンション。

2時間中、80分くらいがアクションパートでほぼ埠頭なんな。
めっさ濃密に感じると思うたら、ドラマパートのほうが短かった。
ドラマパートはテレビよりちょっと長めの尺で、人間関係の一通りの紹介が終わってからあやかが出ていって、埠頭になってからが1時間ある。
余計なことしてないので、その1時間の印象が強く残る。
屋上のシーンはわりとお約束の死亡フラグなので、誰かが消えるんだろうなて盛り上がりきった不安が劉さんの死で確定し、このまま親子共々…て不安に繋がるよい展開。
素人が余計なことしやがってよおおおおってのをユージが回収したあと、ユージの余裕のタカさんの信頼表明で気持ちよくタイマンが決着するという、たいへん「帰ってきた」感あふれる終わり方。 一瞬の課長登場で、ちゃんと課長やってんだなーという念押しとか、これ作った人、あぶ刑事リアタイ勢なのではという安心感。

わしら世代は、余計なリメイクでさんざんひでえ目に遭っている世代だからなのか、この世代の続編は、気を使われている気がとてもする。
オジイチャンと呼ばれる世代になっても、セクシーだったしダンディだったし、可愛かった。

ほかのあぶ刑事リアタイ世代が「帰ってきてた」と評価しているのを目にして「そーれー」てなれたのはよかった。
もうさすがに最後なのではと毎回なってたけど、日テレ60周年でまたやるかしらという気も一瞬したので、トオル定年退職後の今期若手の成長に期待ですなん
posted by まきむら at 08:57| 動画とか音楽とか

2024年06月16日

今週返した本

今週眺めた本的
読み終わったと言うより眺め終わって放置して、なんとなく読み返して今日返した本たち

いつまでもデブと思うなよ・電子版プラス
この頃まだ、勝間さんが知らない人(笑)
メモ魔的な人には向いてる。記録は本当に大事。
ついったでの質疑応答が追加されていて、余計なことをやりたい、書くのが面倒なだけな人たちに人たちに「まだ早い」「それはやってないから知らない」「戻れ」とバッサバッサやってるのは面白かった。
目新しさはないし、大変地味。おそろしく地味で真っ当な方法なので、太った原因が不摂生なら絶対に痩せるやつ。
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ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた
タイトル通り、良いと思われてることはだいたい極端すぎるから、そうするよりこっちのが楽な分気は休まるんやで、ということか紹介されている本。
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posted by まきむら at 00:00| メモ

2024年06月08日

うちの小さな女中さん 1

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本日の本命。
気になってたので借りて読んだ。
概ね好みだったし、否定することもなかったけれど、衝動買いまでは至らず。
来月の購入リスト入り。
posted by まきむら at 12:46| メモ

児童福祉士 一貫田逸子 1-3

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積読消化。
死に至らないまでも身近にあった話題なので、これを上野のパンダ的に消化する人もいるんだろうなあというのが先に来た。
対処機関が正常に機能しているのは物語だなという一面もあるけれど、実態を描くという点についてはよく描いてくだすったという気持ち。

逃げ込んだ先の対応が頭おかしいとしか言えなくて、結局支援に繋がらなかった現実も大量にあるので(子どもが逃げ込んだら親に確認連絡されて連れ戻されて死にかけたとか結局、とか)、どうして起こるのかのわかりやすい人がいたのに、そういう救いのなさがネタ的にしか消化できなかったのは、仕方ないのかも。
入れたら入れたで読後の後味の悪さでここまで長くできなかったかもしれんしね。
商業、難しい。
posted by まきむら at 12:39| メモ

おひとりさまホテル 1

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一休…そうか、一休か 若い頃お世話になりました(笑)

ホテル暮らしは実際にしている人と旅先で会っているので、ちゃんとネタとして消化されてるんだな、とは感じたけれど、自分の中には違和感があった。
文豪先生のような方々が、旅先に留まるのも漂泊の旅人も、ホテル暮らしも別に否定はしてないし、こういう使い方もありよな、そりゃ、とはなったんだけど。
ホテルに追加された目的と機能に貼り付いてる違和感がそのまま作品になってるなあという印象だった。
一人旅は好きだし豪華な宿も好きだけど、自分の娯楽はそこになかった。
「地元の歴史を感じる」のには共感したので、自分はそういう旅が好きなんだろうな。
旅が前提にならならない宿泊が、腑に落ちないかとも思うたけれど、人生と書いて旅と読む人が好きだったなと思い直してみたり。

デザインよりアートが好きだけれども、空間はデザインじゃないと人間には向かないんだよなあとか、余分なことをいろいろ考える作品だった。
posted by まきむら at 12:25| メモ