2025年01月03日

はじめての民俗学: 怖さはどこからくるのか (ちくま学芸文庫 ミ 2-6)

借りて読んだのは、単行本のほう。リンクは文庫。
もとのタイトルは、副題の「怖さはどこからくるのか」だった。
どう読んでも、タイトルの答えがどこにもない、民俗学で扱われる命に関わる伝承の変遷や地域の同一性の話だったので、文庫のタイトルのほうがふさわしい。
あとがきで語られた意図に則ったタイトルになった。
敢えて言うなら未知のもの、命に関わるもの、だったのでは? と言いたくなるくらい「怖さがどこからくるのか」はほとんど語られていない気がするけれども、はじめての民俗学としてなら、たいへん興味深い本だった。
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あなたを天才にするスマートノート・電子版プラス

出来心でchatGPTに内容を尋ねたら、まっっったく違う内容を返してきたので思わず確認した。全然ちがった。
まだ自分の面白いジャンルでは全然役に立たねえな、てなったけど、そういえば大衆文化の動向にしか興味なかった。
永遠に相容れない気がする、chatGPT。
https://amzn.to/4gDU1w0
posted by まきむら at 00:00| メモ

理科系の作文技術 (中公新書 624)

別に理系でもなんでもないのに、書き出しが面白くてうっかり買ってしまった。
わかりやすく書いてあるぼくの知らない世界。大学は今のんびり通ってるから、論文書いたことないんよ…。
基本的に
「感情を揺さぶる必要はないから削れ」
「余分は徹底的に削れ」
「判断と事実は切り分けろ」
「考えと事実を混同するな」
「誰が読むのかを考えろ」
の具体例と、論文上での使い方。演習付き。
作業メモや仕事の依頼文書は、業種関係なく役に立つ。
面白かった。
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