2025年01月04日

見えるものを描かず、見えないものを描く

時間をかけてゆっくり読んでたやつ。
アニメの背景を辞め、アーティストへ舵を切った著者の、作業者からアーティストへ脱皮するまでの軌跡も描く。
道具のこだわり、絵を描くまでのネタのまとめ方、物語との付き合い方、インプットが「ものをつくる前提」になると、制作者の行間が透けてしまって面白くなくなるとこまで到達している。
エンタメを商業作品としか見られなくなると、営利のために盛られた情報が邪魔になるのは理解する。

モノの経歴、読書の経歴、宮崎駿リスペクト。
ぼくは一介の同人屋でしかなかったけれど、ものづくりについてはかなり近い目線だったので共感するところが多かった。
友だちにいたら楽しかったろうなあ、てなった価値観だった。
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posted by まきむら at 00:00| メモ

はじめてでも、ふたたびでも、これならできる! レポート・論文のまとめ方

先の2冊に比べて、格段にわかりやすかった。
200字で段落分の短文を書く練習をさせているのもよい。
何がわからないのかわからない人のために、わからないことから引ける索引がとても親切。
結論から文を組み立てて見直しのヒントにする方法が明示されている。
なにか他の書き方本を読んで、わかりづらくてぼんやりとしかわからなかった人向けかもしれない。
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posted by まきむら at 00:00| メモ