2016年10月10日

舟を編む

舟を編む

今期アニメの中で一番楽しみにしているので、我慢ならずに映画を見ました(笑)
原作は未読です

おそらく二次元クラスタには理解していただける筈だ

原作は、アニメの前には絶対見ない

これが精神衛生的には一番よろしいです
アニメの方が馬締さんが自分好みにもっさりしているし、パートのオバチャンが榊原良子さんだしで、見てみなわかりませんがどちらかというとアニメ推しなんですが

期待通りのストーリーでした

作業の地味さを反映して、とにかく地味(笑)
恋愛要素も語らず描かずで、それでも絶対的な信頼を寄せているところとか伝わってきて、とても温かかった

やっぱりみっちゃん面白い

その面白い、が彼を支えたんですよね
恋の語釈には声立てて笑いました
家で見てて一番いいのは、この気軽さですなあ
家に帰ってきてからのシーンに、この二人がキャスティングされたのは、この表現力からなんだろうなと思ったりもしました
ミレニアムについては、思わず手元の新明解第三版を開いてしまいました
そうか、その時代にはなかった言葉なのか
シルバーミレニアムのおかげで珍しさが全くなかった

手元の辞書の後ろにある、目にすることのなさそうな濃厚なドラマをたとえフィクションでも見ることができるのが、映像作品のよさですな
日本語を大切にしている人と、日本の文化を大切にしている人の組み合わせがとても美しかった
アルバイトで構わないから、こういう仕事に一度携わってみたいです
おそらく、やろうと思えばいくらでもできるんだろうな…

その時代をリアルに生きた人には、PHSが珍しかった時代から、主人公が二つ折りのケータイを持つようになったり、そういう細かいアイテムで描かれる時代の移り変わりも楽しかったです
スタートラインからすでに時代に取り残されたアパートに主人公が住んでいるのも、いい演出だなあと思って眺めてました
ええ、BLなんてね、ほんと最近ですよ、ええ
年寄りには楽しめることも多かったですが、若い人にはどうだったのかなあ
そんなことも、考えました

派手なアクションとか、テンポよく進む物語が好きな人にはお勧めしませんが、主人公の周りの時間がゆっくりと流れていく映画がお好きな方にはお勧めしたい映画です
ちょっと物語を書いてみたり、何かを作ることに携わっていたり、特に辞書を引く機会が多かった人には見てほしい映画でした
posted by まきむら at 22:51| Comment(0) | 動画とか音楽とか
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